千葉県が、障害者等用駐車場の利用者の調査を行ったそうです。
結果は酷いもので、約8割が健常者の利用でした。
合計利用台数1528台のうち「適正利用」と確認されたのはわずか約18・3%の279台だった。
平気で停める人の神経が私には信じられませんが、罰金や罰則が無いのでちょっとくらいならいいやと停めてしまうのが現状なのでしょう。たしかに駐車場がガラガラのときもありますし、ついつい停めてしまうというのも分からないでも無い気がします。
このニュースに関してネット上の意見を読んでみると、「けが人等も使えるようにすべき」という意見がありました。たしかにと思い、愛媛県庁のホームページを見てみると、下記のようにとありますので、けが人なども車いすマークの駐車場に停めていい事になります。
「車いすマーク」のある駐車スペースは、車いすの利用者だけでなく、高齢者やけが人、妊婦の方などを含めて障害のある方がご利用いただくための場所です。
障害のある方以外の方は、他の駐車スペースをご利用ください。
ただ、車いすのマークがついているので、車いす利用者の方以外は停めづらいのが現状ですよね。そこは改善してもらいたい部分だなぁといつも思います。
パーキングパーミット制度
愛媛県松山市ではパーキングパーミット制度が導入されており、許可を受けてとめてますよと提示する事が出来ます。多くのスーパー等の駐車場がこの制度に協力していて、駐車場にパーキングパーミットの案内表示が置いてあります。許可証を提示している車をよく見かけます。
全国的に行われている取り組みですが、まだ導入されていない県もあります。他県との相互利用も可能なようですので、愛媛でパーキングパーミットを交付されると他の県でも利用する事が出来ます。
パーキングパーミットは実施していないけれど、身障者用の駐車場に停めるときはパーキングパーミットの許可証を提示している車も多数あります。車の身障者のマーク等は誰でも購入できますが、パーキングパーミットの許可証を貰うには条件があります。
ホームページには下記の注意事項が書かれています。
パーキングパーミット制度は、身体障害者等用駐車場の適正な利用を、利用対象者の方はもとより、広く県民の皆様に呼びかけるものです。パーキングパーミットを持っている方であっても「利用の保証」を行うものではありません。
是非浸透していってほしいですね。