2016年に公開された映画「ぼくは明日、昨日の君とデートする」という映画をレンタルして見ました。
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珍しく妻が、借りたいというもんだからTSUTAYAにてレンタルしましたが、個人的に大当たりの映画でした。この記事には物語の確信をつくネタバレ要素も含みますので、未視聴の方はぜひ先にこの映画をみてください。
一言で言えば、いわゆるSFものなんですが、そういう系統が好きな私にとっては面白い作品でした。(タイムリープものとか大好き)
最後の最後に種明かしをして、大どんでん返し!という感じではなく、愛美の謎は物語の中盤あたりには解明され、その中での高寿と愛美の姿を描いてたのがよかったです。
ただ、SF的な作品に慣れていないと時間軸の流れが理解しづらいかもしれません。感想などをネット上で探してみると結構理解できていない人も多いようです。
時間軸について
時間軸はちょっとややこしいですね。ファンタジーの世界なのでそういうものと割り切って恋愛ドラマとして見るのが一番いいとは思います。多分細かく見れば「いや、そこおかしいやろ!」みたいなツッコミところは何個か出てきそうです。(私も一つ気になった点があるので後述します。)
愛美と高寿は日付は逆に進んでいるのに、時間の流れは同じ(0時から始まって24時まで)という点がいまいち理解が難しいところかなと感じました。主軸は高寿の世界で、愛美はパラレルワールドからきているので高寿の世界の時間軸に合わせていると考えれば良いのでしょうか。
矛盾点
私がおかしいと思った点を書いておきます(単に私の理解が間違っているだけかもしれません)
こういう映画で矛盾点を指摘するのは野暮ですが、私が気づいた矛盾点は30歳の愛美が10歳の高寿に渡した箱です。高寿に愛美の秘密を信じてもらうための重要なアイテムとなります。
20歳の時に、高寿の両親と写真をとってその写真を愛美は30歳になるまで自分で持っていたと考えられます。愛美が20歳〜30歳の10年間、写真を手元に持っていて、高寿は10歳で写真の入った箱を渡されて20歳になるまで持っていました。
つまり、その10年の間、愛美と高寿両方が写真を持っていたことになってしまいそうな気がしています。
そもそもずっと愛美が持っていたわけではないかもしれない(その辺りは多分描かれていない)ので、真相は不明ですが。
先ほども書きましたが、細かいことは気にしない!のがこの作品を楽しむコツです(笑)
福士蒼汰かっこいいし、小松菜奈可愛い
これにつきますね。主演の二人がいい感じなので入り込みやすかったですね。小松菜奈はこの作品で初めて知りましたが、他の作品も見てみたくなりました。
久々に良作に出会えた
久々に、もう一度見たいという映画に出会えました。
今回はレンタルで見ましたが、特典映像なども見たいのでDVDを買おうかどうか迷っています。(映画館で見たかった・・・)
原作の小説も購入して読みましたが面白かったです。原作には、愛美が高寿の世界にくる時のルールなどがきちんと説明されています。